こんにちは、ブラザーPR1050X/PR670E/VR100とジャノメNS40/MB7担当のしんやです。
あわわわ(;^ω^) ブログはまたまた大変にご無沙汰の半年ぶりです。
マジメに仕事しろヨ!!!
年が明けたと思ってたらもう2月。いやいや早いっすね〜 こわいこわい(笑)
さて去年の12月から年明けにかけてですが、ブラザーPR各機種の修理、定期メンテナンスが続々と入庫しまして。
10年前のかなり使い込んだPR600から、2年経ってないのに毎日フル稼働で2回目のメンテナンスのPR1000eまで、一月で10台程。
重なる時は謎に重なります。けっこう大変でした。
中には遠方の方からもメンテの問合せを頂きますが、基本的には購入店、地元店でのメンテをおススメしてます。
でも遠くからでも問合せいただくって事は、そうもいかずに困っているって事ですからね…
ウチは修理だけでも大歓迎です〜
そんな関東のある刺しゅう屋さんからはこんなコンパクトな梱包で届きました。
ぴったりフィットの木枠を作ってます!すごいっす^^
勿論修理内容は色々ですが、今回入庫の10台の中から一部紹介しますね。
全部同じ機械じゃないですよ〜
1 糸取りバネ
この赤丸を付けた所、上糸を下ろしてきて上に向かって折り返す部分。
この裏側に上糸がひっかかるバネが入ってます。
↑ 白いのと黒いのは色が違うけど同じ部品です。
左の白いのと三角のバネが正常、右の黒いのは爪が曲がってバネが折れていて、縫ってる途中の糸切れや糸調子不良の原因になります。
2 刺繍キャリッジの駆動ベルトプーリー
長期間の使用で樹脂が削れてガタが出てきます。
酷くなるとベルトが目とびしたりで縫えません。
3 下軸アイドルプーリー
矢印の部分が金属のシャフトに通って回転するのですが、長期間使用すると動きが渋〜〜くなって来ます。
すると異音が出たり、操作パネルにいろんなエラーメッセージが表示されたり。
これは古い機種、PR600とかPR600㈼にはかなりの確率で発生します。
勿論交換部品や現行機種はベアリング入りに改良されているので大丈夫です!
4 上軸回転センサー
上軸の回転数とか停止位置とかを見ているセンサーのネジ止めの部分が割れてます。
これはめったにないです。めったにないんですが、あると痛いです〜
こうなると上軸ごとの交換が必要なのです。
ま、ホントめったにないですけどね〜
と、↑こんな内容のブログを見ると、
「ええっ?PRシリーズってそんなに壊れるん?」
と思うかもですね。
正直、中には耐久性が低いな(´・ω・`)って部品もあります。
でもね〜、個人的にはまあ良いんじゃないかと思います。
何故かというとですね、交換部品の価格がけっこうお安いんです。
だから、
「メンテナンス時に、悪くなった部品はその都度交換してリフレッシュ。お手入れしながら調子よい状態で長〜く使う」
って感じで捉えていただければ良いのではないかと。
ってことで、刺繍機はアフターバッチリ!の岩崎ブラザーにお任せ下さい!!
あとですね、私事ですが先週第一子が生まれました!!!
女子です!!!
かわいい!!!
テヘ
じゃあまた!!