こんにちは、毎週火金は修理Day!のしんやです。
今回 の修理入庫はブラザー電子ミシン、EL130シフォン。
これ は10年ちょっと前の製品で、すっきりしたデザインの小型軽量ミシンです。
全然縫えなくなってしまった、と持ち込みいただきました。
試し縫いを試みますが、下糸が上がって来ない。
針板を外してカマを点検すると、勝手にくるくる回ってます。
ああ、コレはアレですわ、アレ。
パカッと、パネルオーップン!
このミシンは赤く囲んだ部分のシャフトで、モーターの動力を下軸、カマへ伝達するのですが、
このシャフトの固定が外れてしまっています。
針と釜の動くタイミングを合わせて固定して、
あとはホコリや糸くずをお掃除して、大事なとこ注油して完了ー!
ところで今回ミシン、あまり使われていなかったようです。
中もかなりきれいだったし。
でもあまり使わなくても、コンパクトミシンや軽量タイプのミシンはこの手の故障が発生しがち。
軽く小さく(+安く)するために、どうしても丈夫さが犠牲になってます。 しゃーないっすね。
まぁそんな事で、じゃあまた