こんにちは、PR1000e/PR650e担当のしんやです。当然ミシンの話じゃありません。
次の朝、松江を出発したのは6時過ぎ。
今日はまず妖怪のブロンズ像が100体以上並ぶ「水木しげるロード」で有名な境港へ。
ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげる氏の出身地です。
駅前では鬼太郎達に囲まれた水木先生が漫画を描いてます。
通りにはとにかく沢山の像が建ってますが、有名どころを。
子泣き爺
砂かけ婆
猫娘
ねずみ男
よく触られる所はテカテカになってます
一反木綿
目玉親父。触られ過ぎて全身テカテカ
まだ朝7時頃なので、だーーーーれも居ません。ちょっと寂しい。
妖怪を堪能したところで次は中国地方最高峰、大山へ。
真っ直ぐ大山へ向かう直線道路が高原っぽくて気持ちいーーーーー!
のですが、ここらへんからどうも周囲の様子がおかしくなってきました。
まず、警察のバスが3台、5台、と連なって走ってきます。
他にも白バイ10台とか、パトカー5台とか。
道路沿いには私服に腕章を付けた警察官が100メートルごとに2~3人ずつ歩いてます。
異様に物々しい雰囲気。
大山自然歴史館の角を曲がると大勢の人が沿道に、またそれ以上の警察官がうじゃうじゃと。
何かと思ってバイクを止めると、瞬時に2人の警察官が駆け寄ってきました。
警:「どうされました~?(笑顔)」
し:「いや、何かなと思って(ビビり顔)」
警:「1時間後に天皇皇后両陛下がここへいらっしゃいます」
し:「じぇじぇじぇ!!!!!」
警:「今から待っていればお車で通過されるところを見られますよ」
少し先は急ぎましたが、めったにある事じゃないので待つことに。
待ち時間の間、目の前で若い警察官がサービス精神満点でしゃべり続けてます。
また警察官全員が沿道の人々に相当気を使っていて、場をいい雰囲気にキープする為に一生懸命な様子でした。
そら殺伐とした状態でお迎えさせる訳にいかんし、万が一何かあったらえらい事やもんな~。
と、大勢の警察官の必死のサービスのおかげで待ち時間も早く過ぎ、いよいよいらっしゃいました。
白バイ数台の先導の後ろ、2台目に走るセンチュリーの後部座席に両陛下が!目の前3メートル!
うーーーん、何でしょうこの感じ。ビックリするくらい鳥肌が。
全くの偶然でしたがこの先二度と無いかも知れない、非常に良い経験でした。
動画のキャプチャーなので小さいですが、日の丸の小旗振りながらにしては綺麗に撮れたかな。
この車ナンバー付いてません(笑)
もうね、ここですっかり脱力しました。
あと400キロ、チョコチョコ寄り道しながら走って帰ってきただけで、印象薄いです。
丸二日、50時間の旅でした。楽しかったです。
じゃあまた!